#10「タトゥード・ハート 色彩都市の少女」
[キャラクター] キング・クリムゾン
[言葉] メメント・モリ
[ストーリー]
[シーン] キールと極楽鳥のキス
[背景] クリムゾンレー(イ?)ク
ポンピエ
[その他] 白のタペストリ

キング・クリムゾン

[キャラクター]深紅の沼の王

たぶん洋楽のバンドから来てると思われます。
今も活動をしてるので(たしか・・・)
CDレンタルなどしてみてください。
詩が神秘的だし、曲もとてもいいですよ!!!
個人的にはMOON CHILDがおすすめです。
ぜひおためしを♪

(メカポル)

メメント・モリ

[言葉]ヴァン・クォート、ドクトル、キール

・7巻、ヴァン・クォート画伯の「知られざる傑作」に書かれていた言葉。

[出典]

1.
「死を忘れるな」「死を想え」と言う意味のラテン語の宗教用語で、ペスト流行、戦争等で疲弊した中世末に流行した。ある種の無常感?

2.
ドイツ語でも同じ意味
さて、無常観とは少し違うのでは?死を忘れるな、ということは、忘れずに生きろ、
ということで、用心しなさい、ということだと思います。(元々の意味は知りませんが)
かの一休さんの詠に同じようなのがあります。
「門松は 黄泉の国への 一里塚 御用心なされい御用心なされい」
多分こういう事だと思っているのですが。
現に、死を忘れてたドクトルは元(?)極楽鳥さんのロワイヤル(ゴクラクチョウロワイヤル???)を
受けてしまったのですから。

(狭衣・CO-1)

キールと極楽鳥のキス

[シーン]キール

●キールが、瀕死の傷を負った自分の代わりにキールロワイヤルを放つために、極楽鳥に弾(?)を口移しで預けたシーン。

[出展]
カクテル『キッス・オブ・ファイアー』から取ったのではないだろうか。これはジン、ベルモットなどを加えたウォッカベースのカクテル。

(アニゼット)

クリムゾンレー(イ?)ク

[背景]クリムゾンキングの棲んでいる池

英語だと”crimzon lake”ですが(違ってたらどうしよう...)。
”lake”というスペルには二つ意味があります。
「レー(イ?)ク」と読むときは湖の意ですが。
「レーキ」と読むときは顔料(特に赤の)の意なんだそうです(「クリムゾンレーキ」で赤の顔料)。
この二つを掛けてるんですね。

(燈音)

ポンピエ

[背景]町の名前

ポンピエって街は昔、火山噴火の灰で人も含めて町がまるごと埋もれたポンピエの町からもきてるのかと思います。そのポンピエの町(家?)の壁にメメント・モリの言葉やドクロの絵が描かれたいたそうですからたぶん・・・。描かれていた意味は[死を忘れるな・死は必ずやって来るのだから毎日を幸せに生きろ]こんな感じだったような・・・それを見てみんな毎日がんばって暮らしていたんでしょうね。知識の少ない高校生のカキコなんで間違ってたりもっと詳しく知ってたら教えて下さい。

一説では火山の噴火の時に死を覚悟してたと考えられている人の遺体(?)も見つかっているらしいそうです。

メメント・モリ…死を忘れない彼らは火山の噴火の時、素直に死を受け入れられたのかもしれませんね。

ポンピエは、ベルモットベースのカクテルで
 ベルモット:60ml
 クレーム・ド・カシス:15ml
をよくステア(攪拌)し、炭酸で割ったものです。
別名は「ベルモット・カシス」・・・まんま。
日本語に訳すと「消防夫」になることから
消防車のような塗装者のデザインや赤絵の具を放つ時のキールの格好、
ラストのクウォート亭が炎に包まれるシーン
などはそのへんにかけてあるのではないかと。
他に「大酒呑み」の意味もあって
酔いつぶれて食材にされかかったキールはきっとこのへんにかかるんでしょうね。

もちろん、イタリア南部、ヴェスヴィオ火山の麓にある都市ポンペイも
雪に埋れた色彩都市を思わせて・・・そこも絡めてあるとは思いますが。

うーん、熊倉先生博識(笑)

(milkmizu,爆弾,11)

白のタペストリ

[その他]サブタイトル

サブタイトル「白のタペストリ」についてですが
タペストリとは日本語では「壁掛け」という意味です
しかし英語のほうでは(tapestry)
「人生模様」という意味も含んでるんですね
つまりポンピエの容貌とフィノの生き方をひっかけた
奥の深いサブタイトルってことになります
私が勝手に深く掘りすぎてるのかも知れませんが

(EMERALD)